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平和週間の感想

 平和週間の読み物資料や折り鶴からどんなことを感じましたか。戦争という国同士の争いで傷ついたり、悲しんだりするのは、平和に暮らしていた人々です。頭の中ではわかっていたかもしれませんが、平和週間を通して、改めて何かを感じることができたのではないでしょうか。みなさんの感想から選出したものをまとめました。目を通してみて、もう一度、みなさんが感じたことを思い出して、戦争の悲惨さを忘れないようにしていきましょう。

1年生徒
 自分は戦争を体験したことがないから、詳しくは知りませんでした。でも、70年以上も前に、日本であんなに恐ろしいことがあって、びっくりしました。戦争で亡くなった人達のことを思うと、とっても悲しいことだと思いました。自分のおじいちゃんは、兵隊として戦争に行き、戦ったと聞いたことを思い出しました。今、こうやって平和に暮らしていることや生きていることをしっかりと頭に入れておきながら、これから、過ごしていきたいと思いました。

1年生徒
 この取り組みをする前は、『しょういだん』と聞いても、何も感じませんでした。「空襲で使われた爆弾」ぐらいしか考えていなくて、それ以外の感情はありませんでした。しかし、この取り組みをした今なら、焼夷弾で死んだ人の悔しさがわかる気がします。
 戦争は無意味だと思います。たくさんの人が死ぬのに、それでもなお戦争をやる国があります。戦争はまさに、百害あって一利なしだと思うので、これ以上、戦争や戦争に使う武器を増やしてはならないと思います。

1年生徒
 今、平和であることは、戦争を体験した人が語り継いでくれたおかげだなと感じました。また、生徒会長の話を聞き、私達の身近にある戦争もなくしていき、学校中のみんなが平和になるように私も努力する必要があるとわかりました。今の日本があるのは、過去に苦しんだ人がたくさんいて、このままじゃだめだと立ち上がってくれた人がいるからだということを忘れてはいけないと思います。私も何か語り継ぎ考えるきっかけをつくることをしたいと感じました。

1年生徒
 今回の平和週間で、昔あった甲府空襲・原子爆弾など知らなかったことを物語で読んで、その時の状況がどうだったのかがわかり、「すごく怖かったんだろうな。」と思いました。それにその空襲で、命を落とした人が何千人何万人だということにプラスし、その人々の中には、老人、大人、それに自分と同じくらいの子、自分より小さい子、赤ちゃんなど含まれているというところが、また、心が苦しくなるような気持ちでした。今は、戦争が終わり、世界の多くが、平和な暮らしをしているけど、世の中にはまだまだ、子供なのに兵隊になる子、私たちと同じ年なのに学校にいけない子など、多くの人がいます。そのことを考えると、今、私たちが、あたりまえのように学校に行って、友達と過ごして家に帰るという、ひとつひとつのことが、とても幸せであるということだと思いました。

1年生徒
 自分が今、平和な世の中にいることは普通ではないことも改めて知らされたし、今、自分が生きていることに対して感謝を忘れないようにしたいです。戦争について書いてある小説や漫画なども読みますが、ただただ読むだけでなく、戦争で亡くなってしまった人に対して、しっかり思えるようにしたいです。これからも、今の時代がとても平和だということに感謝して過ごしていきたいです。

1年生徒
 今回の取り組みを通して、「平和」であることの幸せさ、今、こうして安全に過ごせるありがたさを改めて感じることができました。朝読書のときに戦争を体験した人の話を読んで、生きたくても生きられなかった人や家族とはぐれてしまった人をたくさん知ることができました。私は、そんな人たちのことを知って、今、その人たちのために何ができるのだろうと考えました。そして、私達には今ある命を大切に、お互いに助け合って生きていくことができるのではないかと思いました。今日、思ったことを大切に過ごしていきたいです。

1年生徒
 読み物資料を読んで、その文章から当時の空襲の情景を頭に思い浮かべることができた。僕たちは、平和な時代に生まれ、平和に過ごしてきたので、当時の苦しみや怖さなどはある程度しかわからないけど、戦争を起こさせてはいけない理由、なぜ起こってしまい、今はなぜ起こっていないのかを理解し、口だけではなく、日々、楽しく過ごせていることに感謝して生活していきたい。

1年生徒
 今、私たちが平和に楽しく過ごしていることは、けっして当たり前ではないと思った。朝、ご飯をつくってくれる母がいて、「行ってきます。」といえば返してくれる妹もいて、勉強を教えてくれる先生や父、姉がいて、毎日たくさんの人に囲まれて過ごしているのは、昔の人にとって、とてもうらやましい生活だと思う。当たり前のように食べているご飯や当たり前のように行っている学校もけっして当たり前ではなく奇跡に近いことということを実感した。小学校1年生のときに、特に意味もなく作ってきた折り鶴。戦争を知ってから、意味を込めて作ってきた。中1になった今、私はつらい悲しいよりも、今生きていることに感謝して、この折り鶴を折った。今の私たちにできることは、毎日笑顔でいること、それが一番適していると思う。もう二度とあの恐ろしい戦争を起こさないためには、細かいところを見つめなおすのが良いと思う。人間でいえば、手足になる部分。何気なく使っている手足を笑顔と見立て、日々努力していきたい。私は、これらのことを学び、これからは生きていることのありがたさ、平和に過ごせるありがたさを特に考えたいと思った。お互いの個性を尊重することも感じた。昔の人の辛さ、平和でいたかったのにかなわなかった願い。平和でいることが当たり前でなかったのならば、今、平和でいて当たり前、そんな生活をしたい。

1年生徒
 戦争のことを書いた読み物は、今まで「怖いんじゃないか。」と思っていたので、あまり読まなかったが、この平和週間を通して、このような読み物は平和の大切さ、戦争の怖さを知れるものだとわかった。平和集会では、生徒会長さんや校長先生の話がとても身に染みた。千羽鶴は、一羽一羽、一枚一枚、一角一角、思いを込めて折ることができた。私は、人が死ぬことがとても嫌だ。それなのに、少し昔には、人が人を殺す時代があったなんて…と思う。だから、私にもできるような戦争をなくす取り組みができればよいと思った。

2年生徒
 今回の平和週間では、戦争の恐ろしさ、今の環境が幸せだということに改めて気づきました。戦争をして亡くなった人達のこと、戦争の悲惨さに心を動かされました。戦争という悲しい出来事から目をそむけるのではなく、来世に引き継いで、戦争の恐ろしさを全員が知る必要があると感じました。そして、今、自分がたくさんご飯が食べられていることや好きなことができる喜びを忘れずに生活したいと思います。

2年生徒
 平和週間中に読んだとき、今は日本は戦争をしない国って言っていて「平和な国」だけど、昔は空襲で日本でも多くの人が亡くなり、辛い思いをした人達がいて、今も辛い思いしていたり、平和に暮らしていけない人もいるのに、ニュースでいじめや親による虐待とかで、小さな命が奪われてしまっていると聞くと、今も、平和ではないなと思った。普通に暮らしているのが一番平和だけど、それを邪魔する人達もたくさんいる。例えば「無差別な犯罪」など、一人のしたことでどのくらいの平和が奪われるのかと考えると辛いし、一つでも少なくしたいと思っている。だから、一人でも多くが平和だって思える東中、そして全国になれるように、ささいな事でも笑顔になれればなって思っている。「もう一つの七夕」は、一生忘れてはいけないし、平和になれるように望み、願いたいと思う。

2年生徒
 今回、平和について考える習慣で、戦争の怖さ、今、平和で生活できているありがたみについて感じることができたし、戦争についてよく考えることができました。74年前の今頃、日本のいろいろなところで、空襲が来て、人々が苦しい思いをしながら戦っていたと思うと、今、私たちが毎日安心して平和に楽しく過ごせているのは、昔、戦ってくれた人たちがいるからだと思います。毎日、サイレンが町中に鳴り響き、怖い思いをしながら、夜もあまり眠れず…。いつ来るかわからない空襲に体を震わせながら生活していたのかと思うと、心が痛くなりました。そして、戦争によって家族、大切な人を失った人、一瞬にして命を奪われてしまった人の分まで、今、自分の命、人の命を大切に生きたいなと思います。今は、戦争を体験した人も少なくなり、話をするのも少なくなってきているので、自分が次の世代へつなげられればなと思います。

2年生徒
 今の生活は当たり前に作られているわけではないということがわかりました。何十万人という人が犠牲になり、何も得られなかった戦争。何のために無駄な争いが行われたのかずっと疑問に思っていました。今日の放送で「小さなけんかや思いやりがなかったせい」、それが原因で起こったと話していました。もしかしたら私たちの中にある小さな問題も、いつかは学校→社会→日本→世界と出て、大きな事態になるかもしれません。今は外見、幸せだといっていますが、裏には悲しい思いや苦しんでいる人もいます。学校生活も同じように「みんなが楽しい、また来たくなる」みんなが“平和に平等に暮らせる”世の中になることが私の願い事です。

2年生徒
 今、何気なく笑っていることがとても幸せだと思いました。「もくとう」のとき、戦火の中を逃げ回っている人々がなぜか頭の中に浮かんできました。生々しく見えた人々が逃げ回る姿は、人を押し倒してもかまわないという人間の本能も垣間見えました。そんな残酷な世界でなく、今の平和な世界に生まれてよかったと思いました。平和な世界にするために、小さな小競り合いでも起こらないように気をつけたいです。

2年生徒
 「平和は当たり前でなく、とても恵まれたこと」なんてよく聞くが、目指すべきところは「平和が当たり前」な世の中だと思う。しかし、「当たり前」だから過去に目を向けないのではなく、戦争があったという事実を理解し、そのうえで平和が当たり前な世界が理想なのではないか。とはいえ、現時点では、当たり前にしてはいけない。いまだに
夜もゆっくり寝ていられない国がある。それに身近にある問題は、現在自分たちにとって一番関係がある。自分も他人に不適切な発言をしたことがある。今までそういったことから目を背けてきた。「いじめ暴力追放宣言」など生徒総会で決まったことが、どれほど重要か、しっかり考えていきたい。そして、いつか「当たり前」の中に「平和」が加わったら、戦争で亡くなった人達も喜んでくれるかもしれない。

3年生徒
 戦争を体験したことがない私たちは、体験した人たちの気持ちはわかりません。けれど、写真や言葉から戦争の恐ろしさを知ることはできます。今日の平和の放送で、もっと戦争の怖さを知り、「戦争は絶対にしてはいけない。」と思いました。世界では、たくさん戦争が起こっていますが、一人の命も失ってはいけないし、失わせてもいけないものだと思います。

3年生徒
 今週一週間、平和について考えることができた。今、食べ物を毎日食べられること、安心して眠れることが、当たり前になっているけれど、昔の人々は当たり前ではありませんでした。今の当たり前は、昔の人がいたからだということを忘れずに、そして、今に感謝していきたいと思う。また、この当たり前が崩れないように、戦争を体験した人の話などを後世の人々に伝えていきたいと思う。

3年生徒
 この取り組みを通して改めて戦争、空襲の悲惨さを知りました。現在の甲府は、とても平和で、過去にそんなことが起こったとはとても思えない街並みです。しかし、74年前、たしかに甲府で空襲が起きました。読み物資料を読んで、当時の人たちの苦しみや悲しみ、いろいろな負の感情がひしひしと伝わってきました。空から焼夷弾が降ってきたとき、父、母とはぐれてしまったとき、どんなに怖かっただろうかと胸が痛く締め付けられました。平和集会で、生徒会長が言った「戦争もいじめも本質は同じ」という言葉にとても共感しました。たとえどんなに小さなことでも、いつか大きなことに変わってしまうかもしれない。だから、私は、これからもっと、平和な世の中に少しでも近づけるように小さなことから頑張りたいと思いました。

3年生徒
 社会で「戦争」という言葉が出てきても僕は何とも思わず、ただ見ているだけです。でも、その言葉がどれだけ深刻で、残酷なのか、また、改めてわかった気がします。昔の人たちは、どれだけ苦労して生活してたのか。よく考えてみると悲しくて悔しいです。僕たちと同じ年代も戦い、痛い思いをして亡くなった人もいます。そんな人たちを思うと簡単に「死にたい。」とか「消えろ。」などと言ってはいけないと思いました。いつまでも、この平和が続くように僕らが伝えていき、一人一人が楽しい毎日を過ごせる世の中をつくりたいです。

3年生徒
 読み物資料の内容は、今の年代から見ると「本当にこんな残酷な、しかもたった一夜の出来事があったのか?」と思ってしまう程のものだった。たった一度の判断、出来事で人生が狂ってしまうということを改めて実感した。やっぱり黙祷とか千羽鶴とか「誰かに向けて」だけじゃなく、もう戦争が起こらないことを願って行えば、良いのではと思った。日本だけでなく、他の国での戦争も終わる時が来てほしいです。

3年生徒
 「平和」って何?それが今でも残る一番の疑問です。戦争があったときは平和じゃない。じゃあ、戦争がなければ「平和」なのか。戦争がなくたって、人が傷ついたり、人が言い争ったりしている、それは「平和」といえるのか。今回の平和週間で、改めて深く考えさせられました。そうそう平和についてなどやらないので、とてもためになったと私は思います。そして、これから自分が平和のためにどうすれば良いかってことも考える機会になったと思います。考えたからってすぐに行動できるわけでもないので、今回思ったことも忘れないようにしていきたいです。

3年生徒
 この「平和」について考える週間では、たくさんの忘れてはいけないことを学びました。昔は戦争で、食べたいものを好きな時に食べられなかったり、夜も安心して寝られる場所がなかったり、とても大変だったんだと思いました。今、僕たちが平和に過ごせているのは、昔、国のために命を落としていく人がいたからだと思います。そんな人たちにも思いがあったと思うので、今、平和なことに感謝して、昔の人たちのことを思いながら生きていきたいと考えることができた平和週間となってよかったです。

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